新宿フェイス20周年記念興行が31日に同所で行われ、新日本プロレスの高橋ヒロム(35)やDDTの上野勇希(29)らが団体の垣根を越えた夢の競演を果たした。
新宿フェイスはライブハウス「リキッドルーム」の跡地に2005年7月29日に開業した。この日立ち見も出る超満員となった会場で、20年という節目のメインイベントに抜てきされたヒロムはクリス・ブルックス(33=DDT)と組んで、上野&青柳亮生(25=全日本)とのスペシャルタッグマッチに臨んだ。
大歓声の場内では普段見ることのできない夢の攻防が展開。クリスの代名詞〝超巨大ゴムパッチン〟が登場すると、DDT流の凶器を亮生にお見舞いしようとヒロムとクリスは会場全体を使って引き延ばす。しかし、伸ばしている途中でまさかの断線。自爆してしまった。想定外の事態に「ちょっと待って」とヒロムが慌てていると、上野から切れたゴムの切れ端での攻撃を食らいもん絶。しかし負けじとヒロムも上野にゴム攻撃を返した。
団体の威信をかけた意地の張り合いは全選手一歩も譲らず、残り5分の段階でヒロムのファルコンアロー、上野のおっぴろげアタック(飛びつき式ブロンコバスター)、亮生のミサイルキックが交錯し、4選手全員がリングで大の字になると、と場内では大歓声が巻き起こった。最後はヒロムと上野の丸め込み合戦となったが、やはり決着がつかず20分時間切れドローとなった。
試合後マイクを握ったヒロムは「やっぱり最高の4人と戦うとそりゃ20分じゃ決まらないでしょ。シングルマッチなんじゃないですか? いつかやりましょうよ。面白いでしょう」と再戦に意欲を見せた。
さらに上野の呼びかけで、出場選手とスタッフがリングイン。今大会を統括した新宿フェイスを運営するヒューマックスエンタテインメント社の小川愉可さんがあいさつし「20年プロレスとともに歩んでこれたこと、本当にうれしく思っております。今日20年の区切りでこういった大会ができたことは私たちの誇りになると思っています。プロレスを愛するファンの皆さま、今日の拍手のような歓喜渦巻く会場をずっと続けていけるように私たちは頑張っていきます、これからもどうぞよろしくお願いいたします」と大会を締めくくった。












