陸上の全国高校総体4日目(28日、ホットスタッフフィールド広島)、女子800メートルのタイムレース決勝で日本記録保持者の久保凛(東大阪大敬愛高3年)が新たな勲章を手にした。

 26日の1500メートルタイムレース決勝では4分11秒38で日本勢トップの3位に入るも、800メートルで2連覇を果たした5日の日本選手権後は左ヒザを痛めたという。ポイント練習などを思うように積めなかったが「走らないという選択肢は全くなかった。自分のラストのインターハイ。チームの一員として、自分の責務を全うしようと思った」とスタートラインに立つ決断を下した。

 28日は本命の800メートルに出場。「足の状態はどんどん治ってきている。まず予選をしっかり走って、決勝では自己ベストを出す」と語っていた中で、圧倒的な強さを発揮した。世界選手権(9月、東京)の参加標準記録(1分59秒00)には届かなかったものの、2分2秒34(速報値)で3連覇を飾った。

 すでに世界選手権の開催国枠エントリー設定記録(2分00秒99)突破済みの久保が、大舞台を前にまた1つタイトルをつかみ取った。