ドジャースは22日(日本時間23日)、本拠地でのツインズ戦に7―10で敗れた。「2番・DH」で出場した大谷翔平投手(31)は5点を追う9回に日本勢初となる4試合連続本塁打の36号2ランを放ち、5打数1安打2打点。先発した山本由伸投手(26)は5回5安打3失点(自責点1)で勝敗は付かなかった。

 山本の後を受けた2番手のベン・カスペリアス投手(26)は四球、二塁打、四球と無死満塁のピンチを招き、続くルイスも押し出し四球と大荒れで1失点。ここでベンチのトレーナーをマウンドに呼び、右足を指差し異変を訴え、一死も奪えず降板となった。

大谷がリスペクトするベン・カスペリアス(ロイター)
大谷がリスペクトするベン・カスペリアス(ロイター)

 ドジャースでは前日21日(同22日)の登板で左ヒジを痛め15日間の負傷者リスト(IL)に入った守護神・スコットに続く2日連続の緊急降板となり、ブルペンに衝撃が走った。

 カスペリアスは今季、30試合に登板し、7勝4敗8ホールド、防御率5・06。先発、救援、大谷登板時は大谷の後を引き継ぐ第2先発も務める〝何でも屋〟としてチームを支えている。

 大谷も先のオールスター戦の前日会見で「今季すごいと思った選手は?」の質問に、カスペリアスと同僚左腕のドレイヤーの名前を挙げ「チーム全体を見た時にどこでも投げてくれるし、いつも抑えてくれる。チーム全体の中ですごくいい役割を果たしてくれているなというのが多い」と絶賛していた。

 カスペリアスは「右ふくらはぎのけいれん」と発表され、ドジャース専門サイト「ドジャース・ネーション」は「この怪我は長期的な影響はないと思われる」と報じた。その一方で「クラッチ・ポインツ」は「MLBのトレード期限まであと1週間あまりという状況で、火曜日の痛手は補強を求める動きを加速させる可能性がある。特にカスペリアスが新たな負傷者となればなおさらだ」とドジャースが迅速な決断に迫られると伝えた。