ヤンキースの〝悪童〟ジャズ・チザム内野手(27)とブレーブスコーチとの〝公開口論〟が新展開だ。

 米スポーツ誌「スポーツイラストレーテッド」は20日(日本時間21日)、「MLB、ヤンキースのジャズ・チザムと口論中のジェスチャーを受けてブレーブスのコーチを調査」との記事を掲載した。

 19日のヤンキース―ブレーブス戦の6回一死満塁で二塁走者チザムが打者にコースを伝達するようなジェスチャーを見せた。これに対し、ブレーブスのペレスコーチがベンチから頭を指さし、しきりに叫んだ。

 チザムは犠飛で三進すると相手ベンチをしきりに挑発。一触即発の空気となった。試合後、チザムはこの件に関してコメントしなかった。試合はヤンキースが12―9で勝った。

 メジャーでチザムの行為は明確にルールで禁止されているわけではない。同記事は「明らかに、ペレスコーチはチザムのサイン盗みに憤慨していた。三塁に立ったチザムは、ペレスコーチとわざとらしく口論を交わした。ベンチに戻ったチザムは自分の頭を指さし、ブレーブスのダグアウトを指さし続けていた。ヤンキースのアナウンサー、マイケル・ケイとジョー・ジラルディは、チザムがペレスコーチの『次に打席に立ったら、頭にボールを投げるぞ』という脅しを感じたのではないかと推測した」と報じた。

 MLBはペレスコーチによる「報復死球予告」があった場合、脅迫行為と捉えて調査を開始したという。そのペレスコーチは取材に対し「(チザムに)『賢くやれ』って言っただけだよ」と否定した。チザムのトラブルメーカーぶりはそう簡単には変わらないようだ。