元TBS記者でジャーナリストの武田一顕氏が18日、MBSテレビ「よんチャンTV 参院選投票前日SP」に出演。参院選(20日投開票)の現在の情勢を分析した。

 与党が参議院全体の過半数を維持できるかに注目が集まるが、武田氏は「過半数は取れない。各種情勢調査を全部見ると取れないんです」ときっぱり。「今の焦点は自民党と公明党合わせて45議席いけるか、いけないか。というのは、今まで自公で最低の議席は46なんです。それを割り込んでくると、『石破さんどうするの?』となってくる。それぐらい選挙情勢は自公に厳しく出ている」と説明した。

 45議席を割った場合、石破茂首相はどうするか?については「辞めざるを得なくなってくる。20日に石破さんが退陣表明をするかしないかというのが、まず投開票日の最大の焦点になる。その可能性がだんだん高くなっている」と私見を語った。

 もし与党が大敗した場合、野党を連立政権に抱き込む可能性も指摘されているが、武田氏は「これだけ人気のない、自民党、公明党と果たして野党がすぐ握手できるのか? 今まで選挙戦で戦って来て、地元に行くとみんなで悪口言い合って、それが選挙が終わったとたんに、しかも自民党、公明党が負けた段階で『仲良く肩組みましょう』というふうになるかはなかなか難しい」とバッサリ。

 共演者からは「少数与党になって、政策ごとに野党と話し合いをしてうまくいけばいい」という意見が出たが、武田氏は「確かにそれが民主主義の理想なんだけど、私はむしろぐちゃぐちゃになって、どうなるか分からない、21日以降そういう政局が繰り広げられることになると思う。みんな政治家はそういう話してます。『どうする?』『こうなったら…』という話をしてます」と予想していた。