バレーボール男子日本代表の高橋藍(サントリー)から〝1点〟への執念が垣間見えた。
5日からチームに合流した高橋は、ネーションズリーグ(VNL)1次リーグ第3週千葉大会初日(16日、千葉ポートアリーナ)のドイツ戦で先発出場すると、攻撃の主軸として19得点をマーク。チームは第1セットを落としたが、第2セット以降は攻守に粘り強さを見せて3―1で勝利を収めた。試合後には「難しい入りだったけど、非常にいいものをセットを重ねるごとにつくっていけたので、そこは自分たちの今日良かった部分かなと思う」と安堵の表情を浮かべた。
金メダルが期待されたパリ五輪は、準々決勝でイタリアに敗戦。4度のマッチポイントを握りながらも、勝ち切ることができなかった。かねて〝1点〟へのこだわりを口にしてきた中で、この日は劣勢から逆転した第3セットできっちりセットポイントを奪ってみせた。「1点をしっかり取っていくという部分はすごい自分には重要な部分。常にそこの意識はなくさずに、明日もそうだが、試合の中で常に意識してやっていく部分が自分には重要だと思う」と力強く語った。
通算成績を9勝3敗とし、決勝ラウンド(30日開幕、中国)進出に一歩前進したとはいえ、今後も厳しい戦いが続く。「ファイナルに行かないといけない。しっかりとここで最低でも3勝しないといけない」と気合十分の高橋。チームをけん引するオールラウンダーとして、勝利へのワンピースとなる。












