チャールズ国王とヘンリー王子の側近が先日、ロンドンで秘密裏に会談した。和解に向けた第一歩であり、双方が家族の確執を解決したいというこれまでで最も強い兆候とみられる。英紙デーリー・メールが12日、報じた。

 和解の手を差し伸べたのはチャールズ国王かヘンリー王子かは不明だが、関係者らによると、会談は確執を解決しようとする双方の決意を示す強い兆候だという。

 関係者は「まだ道のりは長いが、数年ぶりにコミュニケーションのチャンネルが開かれた。正式な議題はなく、ただ気軽に酒を飲んだだけだった。双方が話し合いたいことがあったのだ」と語る。

 ヘンリー王子の代理として、カリフォルニア州モンテシトに住むヘンリー王子の最高広報責任者兼世帯主であるメレディス・メインズ氏がロサンゼルスから飛行機で訪英した。

 国王のロンドン邸宅であるクラレンス・ハウスから徒歩3分のところにある会員制クラブ「ロイヤル・オーバーシーズ・リーグ」で、国王の広報担当官トビン・アンドレア氏と会った。英国でヘンリー王子夫妻の広報チームを率いるリアム・マグワイア氏も同席した

 メインズ氏とマグワイア氏は9日、タクシーでクラブに到着した。アンドレア氏は数分後に現れた。その後、3人はクラブ1階のガーデンテラスで、飲み物を飲みながら談笑している姿が目撃された。10分後、3人は立ち上がり、クラブの中で話し合いを再開した。

 情報筋は「この会談は、ヘンリー王子と父親の和解に向けた第一歩にすぎないが、少なくとも正しい方向への一歩です。今は誰もがただ前に進みたいだけです。双方が話し合うには、ようやく適切な時期が来たのです」と明かした。

 5月にヘンリー王子がBBCのインタビューで「王室との和解を望んでいる」と語りながらも「国王は安全保障上の理由で私とは話さないだろう」と述べていた。

 一方、チャールズ国王は、依然としてヘンリー王子との再会を期待しており、孫のアーチー王子とリリベット王女との関係を築くことを望んでいる。