参院選(20日投開票)東京選挙区(改選数6+補欠選1)に無所属で立候補している山尾志桜里元衆院議員が怒涛のドブ板選挙を繰り広げている。〝古巣〟の国民民主党の女性候補が「身の危険」から演説日程の公表を取りやめる騒動があったが、自身も殺害予告を受けている山尾氏は「どうしても届けたい信念がある」と決死の覚悟で選挙戦に臨んでいることを明かした。
山尾氏は参院選で国民民主党から公認内定が出ていたが、党内外からの反発の声が上がり、公認見送りとなる憂き目に遭った。その国民民主では7日、同じ東京選挙区から立候補している元NHKアナウンサーの牛田まゆ氏が演説後の送迎車が長時間追尾されたり、身の危険を感じる事案が複数回あったことから安全を図るために街頭演説等の日程を事前に公表しないと発表。選挙戦では大きなハンディを抱えることになった。
山尾氏も5月に出馬発表して以降、殺害予告を受け、警察に被害届を提出していた。参院選への立候補自体や事前に街頭演説の日程公表は難しくなるとの見方が出ていたが、公示されてからは日程をフルオープンにしていることで、永田町では驚きの声が上がっていた。
山尾氏は「私は選挙活動の日程を公開しながら続けていこうと思っている。どうしても届けたい信念がある。私の公認取り消しを見て、公認取り消し未遂を受けた女性や、政治に参加しようと思っていたが断念したという女性から連絡があった。そういうことは、本当にやるせない。だから挫折したままでは終われない」と明かした。
身の安全が保証されたワケではない中、覚悟を持って、街頭に立っているという。もちろん、山尾氏にもさまざまな批判はあるが、殺害予告が許されていいはずがない。
牛田氏が妨害行為を受けたことも心配している。
「他の女性の候補者を尊敬しているし、エールを送りたい。牛田さんへの脅迫もやめてほしい。国民民主党や組織は当然サポートをしてほしいし、守ってほしい」とも訴えた。
選挙戦は始まったばかりで、無所属で組織がない山尾氏は手探り状態ながらも連日、4~5か所を回って、必死に支持を訴えている。
「男性でも女性でも政治のど真ん中で活躍できる姿を見せて良い影響を与え、前向きなメッセージにしたい。今回の出馬にはそういう意味も、ものすごく込められている。初速で台風の目になれるかどうか、勝負の1週間だ」と改めて国政復帰への意欲を示した。












