陸上の日本選手権初日(4日、東京・国立競技場)、男子5000メートル予選で鈴木琉胤(るい=早大1年)が存在感を猛アピールした。

 スーパールーキとして期待を集める鈴木は、実業団の猛者たちを相手にしても全く動じなかった。3組で登場すると、積極的にレースを展開。13分39秒71で4位に入り、6日の決勝にコマを進めた。

「こんなにデカいステージというか、周りを見てもこんな(お客さんがいる)観客席は初めてなので、景色をグルグル見ながら楽しく走った。最後はめっちゃきつかったけど楽しかった」と初々しい表情を浮かべた。

 自身の持ち味は「自分で引くレースだけど、粘り強い走りも持っている」と自己分析。中1日のレースはこの日と同様に猛暑とも対峙する必要があるが「気候がどうこうというよりは、みんな同じ条件なので」と平常心は健在だ。

 決勝に進出した18選手のうち、大学生はわずか3選手のみ。より激しい戦いが予想される中でも「ついて行くところはついて行って、自分のレースをしたい」。先輩たちに対し、真っ向から勝負を仕掛ける。