元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏とジャーナリストの安藤優子氏が2日、関西テレビ「newsランナー」に生出演し、3日公示される参院選について議論した。

 今回の選挙を名づけるならと聞かれた安藤氏は「経済だよ!バカモン選挙」と切り出したうえで「私が言いだしたわけじゃないんですよ。(過去の)アメリカの大統領選挙で(民主党の)クリントンさんが出て、対するはブッシュさん。湾岸戦争の地上戦で4日間でみごと勝利をあげたけれど、アメリカの経済はものすごく落ち込んでた。だからクリントンさんは、ブッシュ政権に対して『経済だよ!』ってスローガンを忘れずに戦って勝った」と解説し「今日の物価高よりも今後どうしたらいいかという広範なビジョンが大切」と語った。

 一方、橋下氏は「事実上の政権選択選挙」と指摘。先に行われた衆議院選挙で与党は過半数割れしており、今回の参院選でも過半数を割ると野党が出した法案が可決していく可能性に言及し「消費税の税率を下げる法案。野党が『下げよう』と言い、自民党・公明党は反対してる。参議院選挙で野党が過半数とったら消費税の税率を下げるってことが実現できると思いますけどね」と述べた。

 さらに「僕らみたいなコメンテーターや学者は『将来のビジョン』とか言うんだけど、多くの国民は目の前の生活なんですよ。国会議員が物価高対策に鈍感だと思うのは、彼らは有り余るほど金持ってるから、領収書出さなくても使い放題の金が何千万円単位であるから。1000円、2000円の物価高に鈍感だなと思います」と指摘していた。