柔道の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)で日本は混合団体の8連覇を逃し、男女代表監督は厳しい表情を浮かべた。

 最終日に行われた混合団体では、準決勝で優勝したジョージアに2―4で敗戦。ブラジルとの3位決定戦を制して銅メダルを獲得するも、8連覇を逃す形となった。

 22日に羽田空港へ帰国した男子代表の鈴木桂治監督は「団体戦も女子の強い選手が増えてきた。今まではこの国だったら女子にポイントをとってもらって男子も踏ん張ってもらうような戦術があったけど、それが全く通用しなくなってきて、6人対6人の戦いになってきている」と振り返った。

 さらにジョージア戦については「(男子が)3人とも負けている。村尾(三四郎=JESエレベーター)は一番最後なので状況が違うけど、前の2人(中野寛太=旭化成、田中裕大=パーク24)に関しては、負けたらダメなところで負けるのは流れの悪さの原因にもなる」との見解を示した。

 女子代表の塚田真希監督は「女子としても団体に特化して、スポット的に強化しているような、ジョージアは特例だと思うけど、これから(スポット的に強化する国が)増えてくることを考えた時には、何かしら手を打ちたいというところが私の思いとしてはある」と切り出した上で「ジョージアやアゼルバイジャンはピンポイントで(女子の)57キロ級、70キロ級、超級というところを強化をしてきた。それが今回のジョージアのケースだったと思う。そこに対抗していくためには、女子としても団体戦の階級をピンポイントで強化していく方法を実現できるかわかんないけど、ちょっと考えさせられた」と明かした。

 2021年東京五輪、24年パリ五輪はともに銀メダル。28年ロサンゼルス五輪での金メダルを目指すにあたり、今大会の教訓を次なる戦いに生かしたいところだ。