レッドソックスのラファエル・ディバース内野手(28)が15日(日本時間16日)、ジャイアンツにトレードで移籍した。

 米球界を揺るがす大物のトレードとなったが、この〝真相〟についてESPNのバスター・オルニー記者が「サンデーナイトベースボール」で明かした。

 ディバースと球団の対立は早いうちから明るみに出ていたが、決定打となったのが5月のジョン・ヘンリーオーナーのビジター訪問だったという。同オーナーはチーム事情による一塁転向を拒否するディバース説得のためカージナルス戦の際、カンザスシティまでわざわざ出向いた。

 オルニー記者は「(ディバースは)レッドソックスと行き詰まっていました。ヘンリーオーナーが飛行機に乗ってカンザスシティへ向かった後もディバースが反応せず、その後も対応しなかった。その時から他球団は『ああ、彼は放出される』と認識していたと言っている。レッドソックスは、彼に契約金を払っていたオーナーに反応しなかったため、彼を移籍させようとしていたのです」とオーナーとの対立が原因と断じた。

 米メディアでは「ヘンリーオーナーはディバースを説得し問題を解決しようとしたのだろうが、会談は期待していたほどうまくいかず、レッドソックス側から見れば限界点となった」と伝えられている。

 その後、フロントは他球団にディバースのトレードを打診。約1か月後のこの日になってジャイアンツと合意した。10年3億1350万ドル(約451億4400万円)の契約を結んでいたチームの主砲を放出したことで、果たしてどんな結果が待ち受けるのか注目だ。