柔道女子52キロ級の阿部詩(24=パーク24)が、2028年ロサンゼルス五輪に向けて雪辱を誓った。
21年東京五輪で金メダルの詩は、連覇がかかったパリ大会でまさかの2回戦敗退。それでも世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)で自身5度目の優勝を果たし、復活を印象付けた。
16日に羽田空港に帰国し「(パリ)五輪の負けがあったからこそ、今回はモチベーションが高く優勝できた大会だと思う。今までとは違った達成感はあった」と納得の表情を見せた。
その上で「なかなか先の見えない時期もあったけど、それを乗り越えてもう一度世界一になれたのは、本当にたくさんの方々の支えのおかげがあったから。私自身、五輪で優勝したい気持ちがすごく強い。この結果に満足せず、もっと強くなりたい」と先を見据えた。
また、今大会では男子66キロ級で五輪2連覇中の兄・一二三(27=パーク24)が、準々決勝で敗れる波乱があった。
詩は「意外とあんまり重くは感じてなくて。兄自身もそこまで落ち込んでいる様子もなかったし、自分のことに集中するしかなかったので」と説明。その上で、敗者復活戦を経て銅メダルを死守した兄について「気持ちを切らさず、戦い切ることは大事なので。そういうところは、持っている強さが違うと思った」とたたえた。












