メッツのフアン・ソト外野手(26)がいよいよ調子を上げてきた。

 11日(日本時間12日)に本拠地のシティ・フィールドで行われたナショナルズ戦には「3番・右翼」で先発出場。3回の第2打席に会心の当たりで右翼席に飛び込む2試合連続の13号2ランを放つなど、5―0の勝利に貢献した。昨オフにプロスポーツ史上最高となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時)でメッツに加入。5月までは費用対効果に見合わない低調ぶりで、米メディアやファンから猛バッシングを浴びたが、何だかんだと打率2割5分2厘、12本塁打、35打点まで成績を上げてきた。

 しかもふてぶてしいまでの復調気配を前日から漂わせていたという。ソトは2点ビハインドの3回の打席で、ナショナルズ先発左腕・ゴアから左中間席へ追撃の12号ソロを叩き込んだ。反対方向への打球でも誰もが柵越えを確信する強烈な当たりで、ソトはダイヤモンドを回りながら三塁から本塁にかえる際、一発を食らった直後のゴアに向かって何事か言葉を投げかけた。

 当然、試合後に米メディアから何を言ったのか質問が飛び、ソトは「僕らはお互いにあいさつしていた。それだけだ」と答えていた。だが、額面通りに受け取ったメディアはほぼなく、受け答えの様子からも「ジョークを交えて答えた」「皮肉っぽく語った」と解釈された。ゴアとはそれまで対戦した12打席で6三振(3安打)を喫し、これが初アーチ。感情の高ぶりもあったのかもしれない。

 それだけに「YARDBARKER」は「(実際には)ソトはク〇めいたことを言った(彼の言葉を借りれば『あいさつした』)ことと、試合後の生意気な態度が組み合わさり、ようやく威勢を取り戻したようだ」と伝えていた。このまま猛打爆発となるのか見ものだ。