ホワイトソックスは8日(日本時間9日)のロイヤルズ戦に5―7で逆転負け。今季22勝44敗で、ア・リーグ中地区の借金をすべて背負いながら最下位に沈んでいる。

 初回に2点を先制したものの4回に同点に追いつかれると、7回以降に5失点。昨季も41勝121敗と歴史的な低迷に見舞われたとあって、ファンもやけっぱち状態にあるようだ。浮上のきっかけも見えず、この日の試合前に行われた始球式に登場したペンギンの「ペペ」に対して、〝獲得オファー〟が相次いだという。

 米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「みんなが同じジョークを言った」とSNS上に広がった「ホワイトソックスの投手陣に加わってほしい」「おそらくチーム全体より優れている!」との声を紹介。さらにペペの起用法まで議論の対象になったといい「ローテの1番手に」「彼をクローザーにしよう」などユーモラスなやりとりを伝えた。

 この日が「世界海洋デー」だったことの一環で、ペペはシカゴ郊外にあるブルック・フィールド動物園で暮らしている。実際に始球式を行ったのは動物園のCEO。ペペは大谷翔平投手(30)の愛犬・デコピンのようにマウンドから走ったりはしていないが、三塁側からマウンドに向かうCEOをよちよち歩きで追いかけ、投げ終わった後もマウンド上で〝仁王立ち〟していた。

 同メディアは「日曜日の試合展開からすると、ホワイトソックスはペペをリリーフ投手として使う必要があるかもしれない」とジョークを飛ばしつつ「ペペが最終的にホワイトソックスに呼ばれるかどうかは分からない」と伝えていた。