レッドソックス傘下3Aウスターでプレーする若手有望株ロマン・アンソニー外野手(21)が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたロチェスター戦の8回に放った10号満塁弾は飛距離497フィート(約151・5メートル)、打球速度115・6マイル(約186キロ)を計測した。

 MLB公式サイトは「MLBのナンバーワン若手有望株が3Aウスターのポーラー・パークから(東に位置する)ボストンに向けて497フィートのグランドスラムを放った」「入場料を払うだけの価値があった。スタットキャストが記録した本塁打としては、今季最長記録だ」と大きく伝えた。

「1番・左翼」で先発したアンソニーは5―4の8回、4番手右腕ロメロに対しカウント2―2からの5球目、甘く入ってきた91・1マイル(約147キロ)のシンカーを完璧に捉えると、中堅右の観客席奥へ運んだ。観客席は騒然となった。

 プロ4年目の今年は招待選手としてメジャーキャンプに参加。オープン戦では10試合に出場し、打率2割6厘、12三振の一方、1本塁打、10打点、10四球で出塁率3割9分1厘をマークした。開幕は3Aで迎え、58試合出場時点で打率2割8分8厘、10本塁打、29打点、51四球、56三振で出塁率4割2分3厘、OPS9割1分4厘となっている。

 ただ、現時点でレッドソックスの外野陣は固まっている上、右肩のリハビリを続けている吉田正尚外野手(31)が復帰した際の起用法も不透明なチームがどのような解決法を見いだすのか注目だ。