ドジャースの大谷翔平投手(30)は1日(日本時間2日)に本拠地ロサンゼルスでのヤンキース戦に「1番・DH」で先発出場した。昨年のワールドシリーズの“再戦”と注目されたヤンキース3連戦では5月30日(同31日)の初戦では初回にジャッジが19号を放てば、大谷が初回に21号を打ち返し、6回に22号をジャッジの頭越しに運び、まさにドラマを超えた展開だった。大谷は5月に月間自己最多に並ぶ15本塁打を記録。チームが58試合終えた時点で61・4本ペースだ。

 MLB公式サイトは「6月に突入、注目すべき7つの大きな疑問」と題する企画を掲載。その中で「大谷は60本塁打ペースを維持できるのか?しかも投球準備中に?」と大谷の新たな記録への挑戦を取り上げた。

 同サイトは「ここ数週間、大谷ほど好調な打者はほとんどいない」とし、5月終了時点で22本塁打はマリナーズのカル・ローリー捕手(28)と並びメジャー最多タイ、60本超のペースであることを紹介した。

「大谷がまだ成し遂げていない数少ない偉業の一つが、この神聖な数字である60本塁打到達かもしれない。だからこそ、今年それを達成できるのか注目したいところだ」と期待を込めた。

 60本を記録すれば、メジャー史上7人目。過去20年間では2022年に62本を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)以来、2人目の快挙となる。21年は32本、23年も32本をオールスター戦前にマークしていながら後半失速した。昨年は8月12本、9月10本と月間2桁本塁打を2度記録して球宴後に25本塁打を放ち、“後半に勢いが止まる”悪い流れを断ち切った。

 同サイトは「想像するだけでもワクワクする。しかも、もしその60本目を打つ日に彼がマウンドに上がっていたら、それはさらにドラマチックだろう」と続けた。投打二刀流の日に達成すれば、またしても「野球史上最高の日」と呼ばれるだろう。日米だけではなく世界の野球ファンが待っている。