小泉進次郎農水相は29日に開かれた参議院農林水産委員会に出席。〝コメ問題〟をめぐり与野党と論戦を繰り広げた。

 立憲民主党の羽田次郎参院議員は今後、政府の2021年産の古古古米がスーパーの店頭などで並ぶことになった場合、「安い価格の米ばかりが売れて、高い入札が売れ残ることも起きかねないか危惧しています。もし(消費者に)『おいしくない』と思われた場合、小泉大臣が懸念する米離れの契機にならないか」などと質問した。

 これに進次郎氏は「今まで食べさせていただいた令和4年、5年、6年産米は食べております。そして今日、この後、令和3年(21年)産も私が少し食べる予定にしています」と答えた。

 続けて古古古米の炊き方や、その調理方法などに関して「調理方法を農水省が提供するかどうかは、いまそこまで考えていません。行政より民間のスピード感のほうがはるかに多様だと思う」と強調した。

 同省が備蓄米の放出にあたって注力することを問われると「しっかり早く備蓄米を店頭に並べられるようにお届けすること。備蓄米1回目から3回目のものと、最初の随契の大手の小売りに渡しているものと、そしてこれから出てくる令和3年産米と、それぞれが違うお米なんだということを含めて正確に説明することに集中したい」と進次郎氏は決意を述べた。

 政府の備蓄米を随意契約した会社は、この日午後から自社のネット販売をスタート。予約開始とともに本日分は販売直後に売り切れたという。