巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏(77)が28日に自身のブログを更新。前日27日の広島戦(富山)で、7回まで111球を投げて2失点で今季4敗目(3勝)を喫した6年目左腕・井上温大投手(24)にゲキを飛ばした。
井上は今季9度目の先発で8度目のクオリティスタート(6回以上、自責3以下)を達成しながら打線の援護に恵まれず、敗戦投手となった。ただ、堀内氏は「本人が変にその気にならないように一言 これでいいんだとか今の自分に納得されたら成長が止まるからね」とさっそくクギを刺した。
というのも井上を主戦投手として認め、のびしろがまだまだあるとみているからだ。
「井上は2軍から上がってきたばかりの若手や 2軍と1軍を行ったり来たりのピッチャーとはもう違うんだ。先発ローテを守って投げるところまで上がってきたわけだから。今の井上に慰めはいらんのよ」
成長著しい左腕に期待するのは勝てる投手であり、負けない投手だ。だからこそ「クオリティ・スタートだったとしても2点取られて負けてたら何にもならんじゃん」とバッサリだった。
厳しい言葉を並べた井上に対し、賛辞を送ったのが同日に倉敷で行われた阪神戦で8回無失点、4安打、12奪三振の好投を見せたDeNAのトレバー・バウアー投手(34)だった。
こちらも援護点に恵まれず、自身に白星はつかなかったが、堀内氏は「勝てなくてもいいピッチングだったと賞賛できるのは 昨日のDeNA・バウアーですよ。試合が延長までもつれて結果チームは負けてしまったけれど バウアーは8回まで1点も与えずにマウンドを降りた。点を与えなければ負けることはない。これがピッチャーにとっていいピッチングと言えるんじゃないのかな」とズバリ。さらに、勝利投手の権利に不可欠な投打のかみ合いについても「打てない打線が悪いと言うのは外野が言うことであって ピッチャーは常に自分を律していかないとね。井上にはそういうところを目指してほしい」とつづった。
井上に求める理想像ははるか上にある。レジェンドOBの愛ある苦言は今後も続きそうだ。












