邪道・大仁田厚が27日、ストロングスタイル(SS)プロレスの平井丈雅代表に対し、6月12日東京・後楽園ホール大会参戦を懇願した。
 
 同大会は4月21日に死去した昭和プロレスの重鎮で〝過激な仕掛け人〟と呼ばれた新間寿さん(享年90)の追悼興行となる。

 大仁田は、タッグパートナーの雷神矢口とともに参戦を希望。「平井さんへ。俺とやっちゃん(矢口)で、新間さんの追悼大会に参戦させていただきたい。試合形式は、俺たちらしいスタイルで新間さんを見送りたいから、ハードコアマッチを希望します。対戦相手は任せます。色よい返事をお待ちしています」と伝えた。

 新間さんの葬儀・告別式にも参列している大仁田は「新間さんには、大変お世話になりました。俺が全日本プロレスを引退した後からFMW旗揚げまでの間に、プロレス界復帰の足掛かりをいただいたと思っています。『大仁田、お前、挑戦状をUWFへ渡してこいよ』って。大阪府立体育館でやっていたUWFの大会へ、新間さんは俺を行かせるわけですよ。そこで『チケット持ってますか』と言われたことで、俺の闘争心に火がついてFMWができるきっかけになった」と、新間さんがいたからこそ、復帰が実現したことを告白。

「新間さんは、プロレス界の誰よりも、プロレスを愛していたんじゃないかな」としんみりと故人をしのんだ。

 また、雷神矢口は「新間会長には、大仁田さんが2012年にリアルジャパン(当時)に乗り込み、初代タイガーマスクと抗争を繰り広げた時から、何かと気にかけてくださり、かわいがっていただいた。自分が地元の浅草で地域プロレスを旗揚げすると言えば、新間会長はあいさつに来てくれたし、最近では昨年12月から怪獣プロレスのコミッショナーにも就任してくださった」と、これまでの縁を語った。

 さらに「新間会長はいつも『子供のファンを増やさないと、プロレスの未来はない』と語っておられた。自分たちが大人も子どもも巻き込めるプロレスを、もっと広めていかなくては」と真剣な面持ちで語った。

 どんな試合が組まれるのか注目だ。