J1鹿島のFW鈴木優磨(29)が、25日の横浜M戦(日産)で〝2つの顔〟を見せた。
鈴木優はフル出場したが無得点。チームは1―3で敗れ、最下位チームに8連勝を阻まれた。前半だけで3失点し、後半もビッグチャンスをつかめない中で、フラストレーションをためていたのだろう。激しいマッチアップも複数回あった後半途中出場のDF鈴木冬一に対して体を当て、何やら言葉をかけて挑発する一幕もあった。
小競り合いになったが、主審が止めに入り、それ以上のことには発展しなかった。鈴木冬は「(鈴木優は)頭の良い選手なので挑発に乗ってしまったら負け。駆け引きでも負けない気持ちが大事」と振り返った。鹿島のエースが得意とする〝土俵〟に上がらず、鈴木冬は挑発を冷静に対処して平常心でプレーを続けたことも、数ある勝因の一つと言えるだろう。
〝鈴木対鈴木〟だけでなく、両チームの選手がバチバチやり合った一戦だったが、試合が終われば互いの健闘をたたえ合った。鈴木優は試合終了直後、激戦の疲労もあり、ピッチへ倒れ込んだDF松原健やDFトーマス・デンに手を差し伸べて相手への敬意を示した。












