メッツのフアン・ソト外野手(26)が見せたある行動が波紋を広げている。

 ソトは18日(日本時間19日)に行われたヤンキース戦に「2番・右翼」で先発出場。結果は2三振を含む4打数無安打に終わり、チームも2―8で敗れた。昨オフにヤンキースを離れ、MLB史上最高額となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円)で同じニューヨーク内のメッツに移籍したとあって、古巣のヤンキー・スタジアムのファンからは連日大ブーイングを浴びせられた。

 ただ、米メディアにクローズアップされたのはプレーについてではない。この日の試合では米スポーツ専門局「ESPN」の生中継で試合中にマイクを装着し、インタビューに答える予定だったという。同局も公式Xで事前に「ソトにアーロン・ジャッジがヤンキースで過ごしている今シーズンについて質問する予定」などと告知していた。

 ところが、その数時間後にソトの代わりに、同僚のニモがインタビュー出演することが伝えられた。交代の理由は明らかにされていないが、ファンはSNS上などで「ソトがヤンキース関連の質問を受けることを避けたかったのだろう」などと推測している。

 こうした展開に、米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「ソトとジャッジは2024年シーズンでヤンキースのワンツー・パンチだったが、ソトがメッツに移籍して以来、彼らの関係にはさまざまな臆測が飛び交っている。ジャッジは歴史的な好シーズンを迎え、そこにESPNが焦点を当てることは当然だろう」と指摘。さらにソトが今年4月、次打者にジャッジが控えていたヤンキース時代と比較して「故意四球も減った」などと発言したことが問題視された経緯もあり「そう解釈されかねない発言を、もうしたくなかったのかもしれない」と読み解いた。

 ただ、古巣のヤンキースと対戦するとなれば、どういう反応が起きるかは容易に想像がつく。同メディアは「ソトとジャッジ、ヤンキースの経緯を考えれば(出演を)避けようとした理由は理解できる」としながら、差後は「そのような環境に身を置きながら、そもそもマイクをつけることに同意したこと自体が少々驚きだ」と〝ツッコミ〟も入れていた。