体操男子でパリ五輪3冠の岡慎之助(徳洲会)は、連覇達成にも悔しさをにじませた。

 体操の世界選手権(10月、インドネシア・ジャカルタ)の代表選考会を兼ねたNHK杯最終日(18日、東京体育館)の男子個人総合2回目では、1回目と持ち点(全日本選手権の得点の半分)を合わせて252・109点をマークして優勝。ライバルの橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)を0・200点差で振り切った。初の世界選手権代表を決めたが、最終種目の鉄棒で落下した点について「ちょっとモヤモヤしているというか、あそこもずっと課題になってくるところかなと今日感じた」と顔をしかめた。

 世界選手権は五輪王者として挑む戦いとなる。今後も世界ユニバーシティー夏季大会(7月、ドイツ・ラインルール)など試合が続いていく中で「練習の量とかはやっぱり自然と減っちゃうので、質の高いものを求めて練習したい」と切り出した上で「もちろん今の演技構成のままだと勝っていけない。今の演技構成をいつでもできるような状態にして、そこからまた新しい技をどんどん入れていきたい。それに伴って体も鍛えないといけない。ケガをしないように体を強くしたい」と力を込めた。