体操男子で2024年パリ五輪3冠の岡慎之助(徳洲会)が16日、世界選手権(10月、インドネシア・ジャカルタ)の代表選考を兼ねたNHK杯(東京体育館)で好演技を披露し、連覇へ前進した。

 この日の岡は目立ったミスもなく終始安定した演技を披露。得意の平行棒では14・766点の高得点を出し、21年東京五輪2冠の橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)に1・5点差をつけた。4月の全日本個人総合選手権(群馬・高崎アリーナ)の持ち点を合わせ、169・711点で首位に立った。

 試合後、岡は「準備してきたものが出せた。着地の姿勢を改善し、全日本よりも良い演技ができた」と手応えを見せた。15日の前日会見でも「着地にこだわり、ミスをしない練習をしてきた」と練習の質の高さを口にしていた。期待される2連覇へは「代表入りだけでなく、連覇も狙いに行く」と強気の姿勢を見せた。

 全日本個人総合選手権では、決勝で橋本に逆転を許して2位。今大会こそ頂点をつかみたいところだ。