勝負強い4番目の打者が、連敗脱出を決定づけた。広島は2―0で快勝した3日の中日戦(マツダ)で、4番に入った末包昇大外野手(28)が〝4番の仕事〟を見事に果たした。
1点リードの6回。敵の失策から二死一、二塁の好機を作ると、この日3打席目の4番・末包が敵左腕の初球カットボールを左前へ運ぶ適時打。「打てると思ったら初球から行こうと思っていました。あと1点取れればという状況だったので」(末包)とロースコアの展開で、貴重なチーム2点目となった。
試合前まで得点圏打率はリーグ2位の4割7分4厘。新井貴浩監督(48)も「大きかった。あの場面も期待して見ていました」と唸る価値ある今季22打点目となった。
4月9日から4番に定着し、連敗中も走者を返すのが中軸の役割。自らも好機で一進一退を繰り返した末包は、試合前に選手のみでミーティングを行ったことを明かし「チームがしんどいなかで仕事ができてナンボだと思う。そういう意識はずっと持っていた。連敗中はあと1点取れればという試合が多かったので。きょうはあと1点取りたいというところで、取れてよかった」と〝中心打者〟としての自覚を漂わせていた。












