【取材の裏側 現場ノート】格闘技イベント「RIZIN男祭り」(5月4日、東京ドーム)で朝倉未来(32)と対戦する前RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(25)のインタビューを22日に掲載した。実はこの際、紹介しきれなかった部分があった。
それは鈴木自身による未来戦の展望だ。もちろん、試合前なので話せない部分はあるものの、相手の動きを「まあ、テークダウンに来るのかなって純粋に思ってますけどね。タックルも含め」と予想する。ストライカーの鈴木にとってテークダウンを許すことは理想の展開ではないように思えるが「全然いいです。総合なんで」と意外な反応を示した。
今年3月には昨年大みそかに敗れたクレベル・コイケ(ブラジル)のもとに出稽古するなど、テークダウンディフェンスと寝技強化には力を入れて取り組んできた。その積み重ねに自信があるとして「それはそれでまた面白い寝技の試合になると思うんで」と不敵な笑みを浮かべた。
一方、立ち技の展開で警戒すべきは未来の強力なカウンターだろう。だが、これにも「カウンターはパコーンってもらっても、倒れなければいいだけですから」と〝千裕節〟をさく裂させる。さらに「カウンターもらっても、前に出て殴れば僕の勝ち。それで落とされちゃったら僕の負け。そこを含めて面白いんじゃないですか」と闘志をみなぎらせた。
現在2連敗中だが「勝負なんで勝つことがあれば負けることもあるんですけど、一番のポイントは自分に負けないこと。自分で〝もう無理〟〝もうやめよう〟と思ったらそれは負けなんで。だから自分との戦いに勝ち続けてれば大丈夫です」と前を向く。待っている結末は果たして――。
(運動部・前田 聡)












