国民民主党の榛葉賀津也幹事長は25日、国会内で会見。立憲民主党が今夏の参院選公約に食料品にかかる消費税を1年間限定で0%を盛り込むことに対して私見を述べた。
野田佳彦代表は同日の会見で、時限的に食料品に限り消費税をゼロとし、その後、高所得者を除外した給付や所得税の控除を行う「給付付き税額控除」に移行すると表明した。
榛葉氏は参院選を控えた野田氏の判断に「少なくとも私は野田代表が党内の代表選挙に出た時の(消費減税はやらない)政策と、国民に信を問うた衆院選での公約と違うものが出てきたわけだから。それは立憲さんの判断ですけども、有権者から見たら一貫性があるようには見えないように感じます」と述べた。
立憲は消費税の減税をめぐって党内の対立がエスカレート。その際、枝野幸男最高顧問は「減税ポピュリズムに走りたいなら、別の党を作ってください」と減税派グループをけん制して話題を集めた。
「考え方や政策の違いはあるとはいえ、私は枝野さんは筋が通っていると思いますよ。選挙の直前に選挙に負けそうだから政策を変えるのは、ポピュリズムと言うんだね。枝野さんは『ポピュリズムはダメだ』と、一貫性が大事だとおっしゃったんですね。枝野さんは筋が通っていた。でも立憲さんが決めたことですから、あとは支援者の皆さんや党内でどう判断するかだと思います」(榛葉氏)
野田氏は旧民主党政権で首相を務めていた2011年、自民党・谷垣禎一総裁との党首討論で消費税について「先送りできない」として、翌年の2012年に消費税を10%への引き上げ方針を決めた。
榛葉氏は「私は野田さんが党首討論で、党員やわれわれ(民主党所属国会議員)に対して『消費税は上げない』と言っていたのに急きょ、消費税を上げると言った。今度は消費税減税をやらないと言ったのが、今回はやると言った。私はそこに一貫性があるように見えません。野田さんなりの党内をまとめなくてはいけないとか、いろんな思いがあると思う。苦渋の決断は受け止めたい」と語った。












