F1サウジアラビア・グランプリ(GP)予選が19日(日本時間20日)に行われ、レッドブルの角田裕毅(24)が昇格後最高となる予選8番手だったが、不運にも見舞われて上位進出は逃した。

 レッドブル昇格後3戦目となる角田は、サウジアラビアGPのフリー走行2回目の終盤にクラッシュしたものの、安定したスピードを見せて予選を迎えた。

 そして、角田が好パフォーマンスを見せる。まずQ1で並み居る強豪に割って入って5番手と好位置で突破。続くQ2でも7番手としっかりまとめて、余裕を持って最終Q3へと進出した。

 そして選ばれし10台が残った舞台で期待が高まったが、角田が1回目のアタックに入ろうとしたところで、ランド・ノリス(マクラーレン)がクラッシュ。これにより赤旗中断となった。

マシンに乗り込む角田裕毅(ロイター)
マシンに乗り込む角田裕毅(ロイター)

 角田はQ3で2回のアタックを予定していたが、1回目ができなかったことで、チームは角田に関して一発勝負に方針を転換。しかし、1回目のアタックができなかったことでリズムに狂いが生じ、細かなミスが出てタイムが全く伸びずに8位。ポールポジションを獲得した同僚のマックス・フェルスタッペンからは約0・9秒も離される結果となった。

 レッドブル専門サイト「RBRデーリー」は「角田裕毅はレッドブルでの予選で8位を獲得し、これまでで最高の成績を収めた。これは過去7か月間でレッドブルのセカンドドライバーによる最高の予選結果でもある」と入賞圏内に入ったことを評価した。

 ただ、他のドライバーと異なり、緊急昇格したばかりで少しでも現在のマシンでドライブを重ねたい角田にとっては、今回の赤旗中断は痛すぎるアクシデント。そのためSNS上ではファンから「角田くんはまずは中古でアタックできていたら、少し結果は違ったと思うよ。残念な赤旗だった」「Q3最初のアタックする前に赤旗振られたから角田は路面の把握しきれなかった影響はあるかもしれない」「確かに角田くんQ3最悪だった。ノリスの赤旗で1アタックになったのが不運だった」と思わぬ事態にため息が続出している。

 とはいえ、20日(日本時間21日)の決勝では上位進出も十分に可能なポジション。ここからジャンプアップを期待したいところだ。