フィギュアスケート女子で2022年北京五輪銅メダルの坂本花織(シスメックス)が〝意地の演技〟で観衆を魅了した。
今季最終戦の世界国別対抗戦最終日(19日、東京体育館)のフリーでは、冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を成功させると、3回転ルッツも着氷。3連続ジャンプの3本目の3回転サルコー、3回転ループで4分の1回転不足を示す「qマーク」がつくも、145・00点で3位につけた。演技後には「リングサイドのみんなの応援がなかったら、本当にくじけていた。あの応援はすごくありがたかった」と感謝を口にした。
チームは4大会ぶりの優勝を逃したが、2位に入った。自ら主将に立候補した坂本は「やっぱり大変だなとふとした瞬間に思ったこともあったけど、やっぱりこうリンクに来たら楽しいわとなった。多分主将じゃなかったら、もうちょっとテンション低かった」と笑みを浮かべた上で「この中から五輪の団体戦を今後経験する選手も、もちろんいると思う。この団体戦の経験が五輪に生かされたらいいな」と親心をのぞかせた。
来季は勝負のミラノ・コルティナ五輪イヤーを迎える。「今季が始まる前から今季と来季で1つと言っていた。ここで折り返し。前半は課題をたくさん残せた。本当にたくさん試行錯誤したシーズンだったが、それはそれで本当によかった」と前向きに激動の日々を回想した。
団体戦&個人戦のダブル金メダルへ、今季の学びを満面の〝かおちゃんスマイル〟につなげる。













