好調な打撃で〝韓国のイチロー〟ぶりを発揮しているジャイアンツのイ・ジョンフ外野手(李政厚=26)がヘルメットを叩いただけで球審から注意を受けてしまった。17日(日本時間18日)の敵地フィリーズ戦の9回二死の場面で代打で登場。カウント1ボール、1ストライクからの3球目の低めの変化球を見逃し、ストライクの判定となった。直後にイ・ジョンフがヘルメットの位置を直そうとしてポンポンと叩くと、フィル・クージー審判から注意を受けた。その後にイ・ジョンフは二塁内野安打を放ったが、チームは4―6で敗れている。

 イ・ジョンフは審判が何を言っているのか理解できず、試合後に通訳を交えて話し合われた。米メディア「NBCスポーツベイエリア」などによると、審判はヘルメットを叩く行動を判定への不満と解釈したという。MLBでは今春のキャンプで試験的に自動判定システム「ABS」(ロボット審判)が導入され、この時に打者がチャレンジを申し立てるジェスチャーがヘルメットを叩く動作だった。

 もちろんイ・ジョンフにそんな意図はなく「僕は投球ごとにヘルメットの位置を調整しています。毎回です。審判が何か行ってきたので『英語は話せない』と言いました。それでも何か言い続けていました。今日の審判は敏感だったと思います。それでこのような状況になったと思います」と現地メディアに話している。

 この日はジャイアンツ先発のヒックスもマウンドでイライラを募らせ、打者のボームが打席に入るのが遅いと口論が勃発。クージー審判も神経をとがらせ、ピリピリムードの試合となっている。