J1福岡が明治安田J1リーグ第10節を終えて、クラブ史上初の首位に立つ快挙が話題を集めている。

 福岡は12日に行われた横浜M戦で2―1と逆転勝利し、3連勝で暫定首位に浮上。13日に行われた残り試合の結果を受けて、今節で正式に首位に立った。福岡にとっては、J1で首位の座に就くのはクラブ史上初の大快挙だ。

 この躍進ぶりを受けて、クラブをめぐるさまざまな状況が脚光を浴びている。

 今季から就任した金明輝監督は、鳥栖を指揮していた2021年、同U―18監督時代(2016~18年)を含めてパワハラ問題が発覚。選手やチームスタッフに対するパワハラ行為がJリーグから認定され、指導者ライセンスがS級からA級へ降格処分となった。その後、町田でコーチを務めた昨年2月にS級を再取得し、今季から福岡の指揮官に招へいされた。

 ただ、この人事に福岡の一部サポーターの間で反対意見も表面化していた。そうした背景もあり、ファンやサポーターからはSNS上で「明輝が優秀なのバレてしまった ていうか、鳥栖産監督は優秀なんです!」と称賛の一方で、「手放しに喜べない。結果を出してくれる選手には感謝してるけど」と複雑な心境を吐露する意見も出ている。

 また、めんたいこを製造・販売する「ふくや」(福岡市)が開幕前にスポンサー契約を終えることを表明していたことから、同じくSNS上では「この状況ふくやさんは気まずいだろうなぁ…」との指摘も上がっている。

 福岡の快進撃は複雑な事情も相まって注目されそうだ。