西武のドラフト2位ルーキー・渡部聖弥外野手(22)が開幕から7試合にフル出場し打率4割7厘(パ・リーグ3位)、出塁率4割4分8厘(同3位)、2打点と気を吐いている。
開幕から7試合連続安打の新人の球団記録更新こそならなかったものの、得点圏打率4割2分9厘はチームトップの勝負強さ。2勝5敗と黒星が先行するチームの中で「即戦力」の前評判に違わぬ好スタートを切っている。開幕から「5番・左翼」でスタメン起用し続ける西口監督も「いつ壁にぶち当たるか分かんないですけど、そこは気にせずね。どんどん積極的に今まで通りいってくれれば」とルーキーのさらなる突き上げ、快進撃に期待している。
とはいえ、出る杭は打たれるのがプロ野球の世界。各球団のスコアラーをはじめとするデータ解析班は、渡部聖の傾向や弱点を徹底的に洗い出し、攻略の糸口を探ってくることは確実だ。指揮官も口にした「壁」となりそうなのが、執拗なまでの「内角攻め」。その兆候はすでに4日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)でも表れ、9回の第5打席で津森から初の死球も受けている。
チーム関係者は「そういう攻めをされるということは打者として認められたということ。相手バッテリーは当然、内角を意識させてバッティングを崩しにくる。それをどう我慢して自分の打撃を維持していくか。インコースを追いかけ始めると相手の術中にハマッてしまう」と忠告しているが…。果たして即戦力ルーキーの対応力は――。












