巨人の石川達也投手(26)が6日の阪神戦(東京ドーム)に先発し、5回1安打1失点の粘投を見せたが、打線の援護がなく、今季初黒星を喫した。
前回30日のヤクルト戦(東京ドーム)で移籍後初登板でプロ初勝利を挙げた先発左腕。3回までパーフェクト投球を披露したが、4回一死から突如制球難に陥った。中野に四球を許すと、二死満塁から前川に押し出し四球を与えて先制点を献上。5回を1安打1失点、3四球で降板した。
結局、これが試合を決める相手の決勝点となり、最後までこの1点が重くのしかかった。試合後、石川は「粘れた投球だったと思うが、4回がすべてかなと思う。ストライクを欲しがって体が突っ込んだ結果がああなっちゃったと思う。5回1安打で1点取られるなんてホームランぐらいしかないだろうし、そこを自分から崩れて失点して、結局、完封負けしている」と自身の投球だけを責めた。
打線に見殺しにされた形で今季2勝目がお預けとなった石川だが、今後の起用法について阿部慎之助監督(46)は「結局、球数が増えちゃうのは四球が多いから。そこはちょっとローテは再考しようかなと思います。頑張ってくれたし」と本職だった救援への再転向を示唆した。
杉内投手チーフコーチ(44)は「タツ(石川)も頑張ってくれてますからね。ちょっとああいう苦しいイニングがやっぱりあるので監督はたぶん…。次も先発すると思うんだけどな」と戸惑いを隠せなかったが、「ただグリフィンも控えてますからね。どこで投げさせようかと監督とも話をしているけど、それが石川か赤星のところなのか、正直、赤星と石川が中(継ぎ)に入ってくれると心強いんですよ」と打ち明けた。
この日、チームは0―1と痛恨の零封負けを喫し、今季初の同一カード3連敗。最大4つあった貯金は1となり、首位の座から陥落したが、阿部巨人が意地を見せるか。












