いつまで下品なヤジを飛ばすんだ! ヤンキースの名物実況アナウンサーで知られるマイケル・ケイ氏がヤンキースファンをどやしつけた。打線の中核を担ったフアン・ソト外野手(26)が破格の15年7億6500万ドル(当時約1147億円)でメッツに移籍して大きな衝撃を与えたが、ヤンキースファンは今も再契約に失敗した球団と隣りのクイーンズに移ったソトに対して不満の感情を抱いている。

 3日(日本時間4日)のダイヤモンドバックス戦(ヤンキースタジアム)のことだった。ヤンキースが9ー7で勝利したが、試合中に一部のファンが突然「フアン・ソトくたばれ!」とチャントを叫びだし、中継にもとらえられた。これに怒りを爆発させたのがヤンキースの〝語り部〟ケイ氏。翌日のラジオ番組で「どっちが兄貴でどっちが弟だとか、くだらない言い分が何度も繰り返される。昨日のあれは何だったのか。言いたくはないが、みんなも嫌がる。弟(ヤンキース)のたわごとだ」とまくしたてた。

 続けて「なぜ、ソトのことを叫んでいるのか。君たちのチームは勝っているのにそんなことを考えているのか。少しは恥ずかしいと思うべきだ。全員、恥を知れ。なんてひどいちっぽけな顔だ。まだビッグブラザー(兄貴)だろう。メッツはソト獲得競争に勝ったが、1986年以来、優勝していない。なのに君たちはソトにそんなことを叫んでいる。理解できない。本当にひどく見苦しい」と嘆いた。

 両者の対決は5月16日(ヤンキースタジアム)からのサブウェイシリーズ。ブロンクスに戻ったソトにファンはどんな反応を見せるのか。