ドジャース・大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)に本拠地ドジャー・スタジアムで行われたブレーブス戦で、今季3号となる劇的なサヨナラソロアーチを放った。

 5―5の9回一死から中堅左へ放り込み、開幕8連勝を飾ったナインもファンもお祭り騒ぎ。昨年のワールドシリーズ王者の勢いはとどまることを知らず、連覇へこれ以上ないロケットスタートを切っている。

 そのMLBでは現在、物理学者によって考案された新型バットの導入が大きな話題となっている。芯の近くが最も太くなっている形状から「トルピード(魚雷)バット」と呼ばれる。複数の選手が取り入れたヤンキースでは、開幕2戦目に「1試合9本塁打」のチーム新記録を打ち立て、脚光を集めるきっかけとなった。

 米メディア「トータル・プロスポーツ」は大谷が劇的な一発を放った後、「ドジャースファンがヤンキースを容赦なく挑発」と報道。SNS上に投稿された大谷の本塁打動画に、次々と宿敵を罵倒するようなフレーズが書き込まれる模様を伝えた。大谷は「魚雷バット」ではなく、いわゆる通常のバットを使用していることで「そうだ、我々は試合に勝つためにトルピードバットは必要ない」「ジャッジよりはるかにいい」「恥を知れ」など皮肉めいた文言が並べられている。

 もっとも、大谷自身は「最初から可能性を排除するってことはないと思う」としながら「今のバットに十分満足しています」と話し、新型バットそのものは否定していないが、周囲はヒートアップするばかり。昨年の世界一の座をかけて戦った東西名門球団のファンは、永遠に敵対関係にあるようだ。