元日本代表MF本田圭佑(38)が2日、都内で日本サッカー協会の田嶋幸三名誉会長(67)とトークショーを行った。本田は会見で、自身が考案した育成年代の4人制サッカー「4v4」の2025年シーズンの概要などを発表。その後、田嶋氏とのトークショーでは〝教育論〟などで激論が交わされた。
本田は「成功しているサッカー選手を見ると、良くも悪くもコーチ、監督の言うことを全部うのみにしない。今はコーチの言うことは聞ける一方で、現場でのハプニングに弱くなっている印象がある」と語って田嶋氏に話を振った。すると本田の意見に同意した上で「初めから自由に何でもやらせたら、いい方向にいったかどうか。自分は違うふうに思っている」と付け足した。
議論は、教育現場で部活動廃止の動きがある現状にも及んだ。田嶋氏が「先生の働き方改革もあってしかるべきだが、やりたい先生もいる」と力説すれば、本田も「働きたい人が働けないのが問題。働きたい人がずっと働ける社会をつくらないといけない」。この流れで田嶋氏は「先生がボランティアでやるのではなく、その対価をもらえるようにすればいい」と持論を示した。
話題は世間の親子関係にも発展する。本田は過干渉の親について「子どものことを考えれば考えるほど、いい意味での放任主義になるはず。可能な範囲の失敗をさせることが教育の本質だと思っている」と強調した。これには田嶋氏も「全くの同感」。サッカー界をけん引してきた2人は、ともに教育分野でも力を発揮していきそうだ。












