【取材の裏側 現場ノート】サッカー日本代表が北中米W杯アジア最終予選バーレーン戦(20日、埼玉)に2―0と快勝し8大会連続8度目のW杯出場を史上最速で決めた。
試合後には前日まで米大リーグ(MLB)開幕シリーズを東京で戦っていたドジャースの大谷翔平投手が、自身のインスタグラムのストーリーで日本サッカー協会の投稿を引用し、拍手マーク3つを添えて森保ジャパンを祝福して話題になった。連日2つの人気スポーツが日本を熱狂させたが、現在の日本サッカーをけん引する人物には熱烈な巨人ファンが多い。
元日本代表主将で現在は協会のトップに立つ宮本恒靖会長は、大阪出身ながら子供のころから巨人ファン。「放送が毎晩あって最大延長まで見ていた」といい「阿部(慎之助)監督もいろいろアプローチの仕方を変えていると聞くし、組織を率いる上で工夫しているんだなと思う」と語るなど、今でもチームの動向に注目している。
前会長の田嶋幸三氏(現名誉会長)も筋金入りのG党。在任中には東京ドームへ観戦に行くこともあり、オレンジ色のグッズを身にまとい応援。「興行としての歴史もあるし、すごく工夫しているよね」とファンとしてだけでなく会長の立場としても参考にしていた。
日本代表では、なんといっても森保一監督が熱烈なG党で「小学5年までは野球選手になるのが夢で、ジャイアンツのファンだった」。憧れの原辰徳前巨人監督とは会食するなど親交がある。
森保ジャパンで栄光の10番を背負うMF堂安律(フライブルク)は、阪神のお膝元でもある兵庫・尼崎市出身にもかかわらず、幼少期から大の巨人ファンだ。ただ、阪神ファンを公言するFW前田大然(セルティック)のように他チームを推す選手もいるにはいるが…。
記者はサッカー日本代表担当としてW杯3大会を取材してきたが、それ以前は巨人担当を9シーズンにわたって務めていた。だからついつい、両チームに目が行ってしまうのかもしれない。(運動部・渡辺卓幸)












