DeNAの〝最強助っ人〟トレバー・バウアー投手(34)が順調な仕上がりを披露した。

 18日に行われた巨人との二軍戦(横須賀)で2度目の先発マウンドに上がり、5回57球3安打1失点で7奪三振。「とてもいい登板だったと思う」と納得の表情だった。

 初回、勇んでマウンドに上がったものの、野手がまだグラウンドにおらず、両腕を広げて「Why?」のポーズ。観客の笑いを誘うと、先頭打者の重信をパワーカーブで空振り三振に仕留め、刀を振り下ろす〝ソードセレブレーション〟で沸かせた。

「自分を勢いづけるためにやったんじゃないよ。自分の癖というか、ルーティンで必ずやるようにしている」

 初回は3者連続の空振り三振で抑え、わずか3分で終了。2回から4回までは、時折クイックを交えながら直球、カットボール、スライダーで凡打の山を築き、完璧に抑え込んだ。

 4回には育成選手のフルプを相手に初めてサイドから投球。完全に意表を突かれたフルプは、真っすぐをぼう然と見逃した。

「サイドスローの練習を始めたのは2週間前からだ。タイミングをずらすという考え方とは違うんだけどね。シーズン中もまた横で投げるかもしれないね」

 最後のイニングとなった5回こそ3安打で1点を失ったものの、圧巻の内容。前回の初登板(9日、オリックス戦)でボークを取られたことについて質問されると、詳しくはコメントしなかったが、対策済みであることもほのめかした。

「これから今日の投球のデータを確認し、自分なりの評価をしたい」

 クールに自己分析しているバウアーに死角はなさそうだ。