日本代表MF堂安律(26=フライブルク)が〝野球人気〟に対抗心を燃やしている。

 森保ジャパンは北中米W杯アジア最終予選バーレーン戦(20日)とサウジアラビア戦(25日、ともに埼玉)を控えており、バーレーン戦で勝てば史上最速で8大会連続のW杯出場が決まる。

 堂安は16日、帰国した羽田空港で取材に応じ「(W杯出場に向けて)一見順調にいっているように見えるけど、一試合、一試合集中して戦ってきた結果が今だと思う。ここで気を抜いているようじゃダメだと思うので。しっかり、1戦目(バーレーン戦)から集中して迎えたい」と気を引き締めた。

 サッカーでは大一番を迎える一方で、米大リーグ・ドジャースとカブスの開幕戦となる東京シリーズ(18、19日=東京ドーム)が世間の耳目を集めている。この日もプレシーズンゲームとして阪神―ドジャース戦が行われ、大谷翔平(30)がスタメン出場して脚光を浴びた。

 堂安は「僕がヨーロッパに行っていても、日本での野球の盛り上がりは伝わってくる。それぐらい(日本の野球選手が)すごいことをしているのも事実だと思うので。ただ、僕たちがW杯で優勝した時は同じぐらいの反響があると思うので、僕たちはそこに向けて準備するだけ。スポーツ全体が盛り上がっていくのはいいことだと思うし、切磋琢磨し合いながら頑張りたい」と力説した。

 さらに「やっぱり国民の人は、見たことないものが好きじゃないですか。大谷翔平選手は見たことないことをやっていたわけで。サッカーでも(日本人で)ビッグクラブにいく選手は過去にもいたし、そういうのには皆さん見慣れているので。見たことない景色を見せるためには、W杯で最低限ベスト8以上に入って、優勝を目指すか。もしくは、誰かがバロンドール(世界最優秀選手)を取れるレベルまで行き切るか。どちらかだと思う」と熱弁した。

 サッカー人気を底上げするためにも、まずは史上最速でW杯行きの切符をつかみ取る。