フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成したプロスケーター・羽生結弦(30)が狂言師・野村萬斎とのコラボレーションを回想した。
自らが座長を務める「羽生結弦 notte stellata」(宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ)が7日に開幕。第1部の最後に野村の代表的な演目の1つである「MANSAIボレロ」で、第2部の冒頭では羽生が2018年平昌五輪のフリーで演じた伝説的プログラムの「SEIMEI」で共演が実現し、会場が大歓声に包まれた。
羽生は「とにかく緊張がすごかった。やっぱり『SEIMEI』に関しては、特に何か威厳のようなものを常に背後から感じながら、決してミスをすることができないというプレッシャーとともに、本当に五輪かなと思うぐらい緊張しながら滑った」と振り返った。
かねて羽生は野村との共演を熱望。「どんどん新しいものにチャレンジしたいし、萬斎さんのような魂を持って演じていきたい」との思いを抱いていたからこそ、リスペクトを持って接している。「プロの世界、表現の世界にしっかり足を踏み入れてからは本当に若輩者でしかないと思っている。日本の伝統、芸能というものを脈々と引き継がれている方、そして芸能の中でも特に秀でている方とコラボレーションするのは恐れ多い」と素直な思いを語った。
それだけに羽生も全力で野村の背中を追いかけた。「やっぱり自分自身がそこに対してふさわしいスケートを、プロとしての芸術を持ち合わせないといけないなととてもとても強く感じながらリハーサルからこなしていた。今日はとりあえず50点くらい。本当に緊張した」。残された公演は2日間。まだまだすごい演技が見られそうだ。












