オリオールズの菅野智之投手(35)は3日(日本時間4日)にフロリダ州サラソタでのレッドソックスとのオープン戦で2―0の3回から2番手で登板して2回を投げ、2安打無失点、2三振1四球だった。打者9人に35球。チームは6―6で引き分けた。
 
 中4日で3回のマウンドに上がった。マスクをかぶるのは正捕手のラッチマンだ。先頭を打ち取るも四球と右前打などで一死二、三塁のピンチを招くが、2番ブレグマンはカウント1―2からの4球目、外角低めのスプリットで見逃し三振、3番マイヤーもカウント1―2からの4球目、外角いっぱいに決まるシンカーで見逃し三振。落ち着いたマウンドさばきで無失点に抑える。

 続く4回は先頭キャンベルに初球のカッターをライナーで右前打されるが、5番ウォンをスライダーで中飛、6番ゴンザレスにはスライダーで二ゴロ、そしてグリッソムにはカウント2―2からの5球目、内角をえぐるシンカーで三ゴロに打ち取り、この回も無失点で終えた。

 この試合は米スポーツ専門局ESPNによって全米中継され、菅野は6回表にインタビューに答えた。オリオールズの一員としてキャンプを過ごしていることについて「強いチームでプレー出来ているので、毎日、楽しくやっています」と胸を張った。

 今日の試合で学んだことを問われると「まず捕手とのコンビネーションを大事に今日はマウンドに上がったので、アドリーとも色々と話ながら投げられたと思う」と手応えを口にした。

 メジャーではどんなことに取り組むのかと投げかけられると「配球も違うところがたくさんあるし、毎日勉強になることばかり。最終的にはワールドチャンピオンになることを目標に来ているので、その目標を達成したいと思う」と意欲を見せた。

 日米のボールの違いについては「大きさが違ったり、ヤマの高さが違ったり、今日も何球か滑ったが、徐々に慣れていけばいいと思う」と前向きに語った。

 最後にこの日、先発したモートンが6歳年上であることから「これまでどれくらい歳が離れた投手とプレーしたことがあるか?」という質問に「上原(浩治)さんが日本に帰ってきた時、何個(歳違い)かな、10個以上、15個ぐらい上だったのかな?その経験はあります」と返すと、放送席は抱腹絶倒。インタビューでも存在感を発揮した。

上原(右)と並ぶ菅野(2018年)
上原(右)と並ぶ菅野(2018年)