石破茂首相は17日に開かれた衆院予算委員会で「森友学園」の公文書改ざんを苦にして自殺した元近畿財務局職員・赤木俊夫さんのお墓参りについて質問を受けた。
赤木さんの妻・雅子さんは、財務省が検察に提出した文書の開示を求めて国を提訴。大阪高裁は14日、国に対して不開示決定の取り消しを命じた判決を確定した。
同委員会で質問に立った立憲民主党の川内博史衆院議員は「文書開示がなされたら、私はこういうこと(文書改ざん)がおきてしまったと、政府の責任者として、赤木俊夫さんの墓前にお墓参りされるべきではないかというふうに思います」と赤木さんの弔意について質問した。
これに石破首相は「きちんとした証拠をもとに、説明できるものは誠実に説明責任を果たしてまいりたい。それが私の責任です。お墓参りのご指摘ですが、時期も含めましてよく考えさせてください。私個人としては行きたいなとは強く思っています。同時に行政の長として行くのは、それとはまた違う意味を持つもの。個人としては本当にお墓参りに行きたいと思っているが、行政の責任者としてどうあるべきかということは、適切に判断してまいりたいと思っています」と述べた。
今後の見通しについて永田町関係者は「財務省が改ざん文書をどういう形で開示するのか注目されています。〝のり弁当〟のように文書を黒塗りで開示されるようでは、真相解明に向けて意味を持たない」と指摘した。












