女子プロレス「スターダム」に新たな戦士が誕生した。
25日のベルサール高田馬場大会で新人の鉄アキラ(くろがね・あきら=24)がデビュー。相手に指名したのは2023年度の5★STAR GP覇者の鈴季すずだ。
試合開始のゴングが鳴ると、勢いよくドロップキックを放ち先制攻撃に成功。だが、鈴季に軽々持ち上げられボディースラムでマットに叩きつけられてしまった。その後も、逆エビ固めで執拗に腰を攻められたが、何とかロープに手を伸ばし意地を見せた。
7分過ぎ、ドルフィンバスターを狙われたアキラだったが、上手く切り返しハーフハッチスープレックスを炸裂し観客をわかせた。しかし先輩の牙城は崩せず、最後はテキーラショットで3カウントを献上した。
試合後マイクを持った鈴季から「どうだプロレスラーになった気持ちは? うれしい、悔しい、勝ちたかった…言葉で話さなくても私はお前の目を見ればわかる。お前は私の血の気を騒がせてくれたいいレスラーだ。これからも自信持って頑張れよ」と激励の言葉を送られた。
アキラは2000年5月18日、新潟県柏崎市生まれ。身長は157センチ、体重54キロ。幼少期に水泳とダンスを習っていたという。プロレス好きな父の影響で新日本プロレスを見始め、23年12月にスターダムに入門した。
疲労困憊でバックステージに現れたアキラは「憧れのすずさんにデビュー戦の相手を努めていただいて本当に幸せです。リング上のすずさんはリングス下で見ていたすずさんよりも何倍も何千倍も怖くて強くて…。でもすっごくかっこよかったです。本当にありがとうございました」と頭を下げた。
プロレスラーを目指したきっかけを問われると「自分の人生がすごくつまらなく思えて。どうせ人間はいつか死ぬものだから、だったらやりたいことやりたいと思い、好きだったプロレスラーになることを決めました」と明かした。
最後に理想のレスラー像について「どんな相手でも立ち向かっていけるようなレスラーになりたいです」と力強く語った。













