女子プロレス「OZアカデミー」のラストウーマンスタンディングマッチ(27日、横浜武道館)にスターダムから参戦した朱里(35)は、無念の脱落となった。

 2020年10月以来約4年ぶりとなるOZマットでは、セミファイナルのOZアカデミー認定無差別級選手権次期挑戦者決定戦イリミネーション10人タッグラストウーマンスタンディングマッチに出場。

 朱里はAKINO&山下りな&安納サオリ&ZONESと組み、ジャガー横田&加藤園子&松本浩代&水波綾&青木いつ希と対戦した。ダウン状態から10カウントに至らなければ勝敗が決まらない過酷なルールの試合を勝ち抜いた1人が、同日のメインイベントで王者・尾崎魔弓に挑戦することができる。

 多くの選手に狙われた朱里だったが、青木に照準を定めるとニーアッパーを決めパズソーキックで失格に追い込んだ。

 25分過ぎ、コーナーに上った水波を追いかけ雪崩式ブレーンバスターを発射し勝機をつかんだ。だが、水波と加藤にダイビングギロチンドロップをくらい一気に劣勢に。最後は水波のラリアートで3カウントを許し失格となってしまった。

 その後、35分過ぎには安納も加藤にクーロンズゲートで沈められ脱落した。

 試合後、取材に応じた朱里は「久しぶりにOZアカデミーに参戦できてすごくうれしかったです。でもベルトを取るために上がったのに、こういう結果になってしまったのは悔しい」と肩を落とした。

 ただしフリー時代にお世話になった先輩とリング上で再会を果たし、大きな刺激を受けたのは事実。「スターダムとは違う雰囲気やプロレスとか学ぶことがたくさんありました。この経験を糧にスターダムでももっともっと上を目指していきたいですし、またこういう機会があったら上がりたいです!」と笑顔を見せた。

 一方、うつむいてバックステージに現れた安納は「OZはいつもチャンスが来るたびに逃しちゃう。満足いった結果をつかんだことない」とポツリ。「尾崎魔弓の前に立つことが、OZアカデミーに参戦する安納サオリがするべきことやってんけどな…。今日もつかめませんでした」と悔しげな表情を浮かべ控室へ消えていった。

 なお、試合は1時間も続く熱戦を繰り広げ、最後は水波が松本にホットリミット2連発を決め3カウントを奪取。ダウンカウント10も入り、61分7秒の死闘に決着がついた。

 その後の王座戦では、王者に絞首刑に処され終始ピンチな状態が続いたが、24分過ぎに逆転のホットリミットで3カウントを奪った水波が新王者に輝いた。

新王者となった水波綾
新王者となった水波綾