自民党の今井絵理子参院議員が11日、党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を正式表明した上川陽子外相の推薦人となった。

 都内のホテルで開かれた上川氏の会見場に姿を見せた今井氏は、上川氏を支援した理由についてこう話した。

「安全保障の問題でいろいろ不安定な世界情勢のなかで対峙していくためには上川外相の経験を生かすべきだと思います。『(総裁選で)自民党は変わったな』と思えるのは、〝世代交代〟か〝女性新総裁〟か、私は2つであると思っています」

 総裁選の立候補表明は小林鷹之前経済安保相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長、小泉進次郎元環境相、高市早苗経済安保相、加藤勝信元官房長官に続いて上川氏が9人目だ。

 今井氏は日本初の女性総理総裁の誕生に向けて高市氏ではなく、上川氏を推したことに「一般家庭で育ち、さまざまな苦労をされてきた方なので、人の痛みを知っています。温かな政治を作ってくれるのは上川さんなのかなと個人的に思っています」と思いを述べた。

 党内では総裁選をめぐり、菅義偉前首相が党所属議員に電話をかけて「進次郎氏の支援を呼びかけている」と評判だが、連絡はあったか。

 これに今井氏は大笑いしながら「いや、いや、いや、一切ないです」と否定した。