ヘンリー王子の暴露本回顧録「スペア」のペーパーバック版の出版が明らかになり、王子が王室に対して行った衝撃的な主張や暴露が再びクローズアップされる恐れがあると英紙エクスプレスが26日、報じた。

 ペンギンランダムハウス社は同日「スペア」のペーパーバック版が英国で10月24日、米国では10月22日に発売されると発表した。英国ではトランスワールド社からペンギン社名で、北米ではランダムハウスUS社とランダムハウスカナダ社から発売される。

 ペーパーバック版は合計で世界16か国語で出版され、ハードカバー版と同じ表紙写真が採用される。出版社によれば、内容に変更はないという。
同作品は20231月10日に初出版され、ヘンリー王子が王室についての衝撃的な暴露の連続で世界中に衝撃を与えた。王室内の確執、薬物の吸引、年上女性との初体験、アフガニスタン戦争従軍時に殺害した人数を告白するなど、あまりにも赤裸々な暴露がなされ、王室と断絶する原因となり、大きな波紋を呼んだ。

 発売日当日だけで英国、米国、カナダで143万部が売れ、英国での売り上げが70万部を超えたことから、書籍業界誌「ザ・ブックセラー」は23年のベストセラー作品に選んでいる。

 しかし人々が同作品を忘れかけていた時期に再発売されることで、同紙は「ヘンリー王子の王室に対する次の裏切りが始まった」と報じている。くすぶっていた火種が再燃しなければいいのだが…。