巨人は26日の阪神戦(甲子園)に2―1で逆転勝ち。貯金2のセ3位で28日からの交流戦に臨むが、チーム内からは得点力不足を心配する声も上がっている。
1点を追う9回一死から岡本和の9号ソロで同点に追いつくと、延長10回に丸の決勝犠飛で王者・阪神を何とか寄り切った。2022年9月以来、約2年ぶりとなる甲子園での勝ち越しに阿部慎之助監督(45)は「なかなか打線が振るわないですけど、いつかは爆発してくれると思ってますし、こうやって僅差のゲームを取ることも大事」と期待を込め「そう簡単には打てないのは分かっていますけども、みんなでつなぐ意識を持って、泥臭く1点を取りにいきたい」と語った。
指揮官が言及したように113得点はリーグ最少で、チーム打率2割2分9厘もセ5位。5月は20試合で43得点と1試合平均2・2得点しかない。18試合連続4得点以下で球団ワーストを更新し、24日には戸郷がノーヒットノーランを達成したものの、援護は1点のみ。この日も体調不良明けの菅野が7回一死まで無安打投球を見せたが、援護点はゼロだった。
これには球団スタッフからも「打線は水物とよく言うけど、たまたまではないように思える。今の巨人打線は内野手正面への強いライナーとか、相手ピッチャーが焦るような凡打が全くない。ヒットにならなくても強い当たりが出ていれば、相手投手にとってジャブになる。パ・リーグのチームは凡打でも強い当たりが多い」とスイングの弱さを課題に挙げた。
ただ、阿部巨人では右打者の右方向への進塁打などチーム打撃を重視してきた。もちろん強く振るように意識を変えたとしても、一朝一夕に打撃内容が劇的に変化することはないだろう。
交流戦最初のカードはソフトバンク戦(東京ドーム)で、相手は21、22日の楽天との2試合で33得点。強打のパ球団を相手に勝利するには、投手陣のさらなる踏ん張りが必要となりそうだ。












