女子プロレス新団体「マリーゴールド」の林下詩美(25)が、ため込んだ怒りを爆発させた。
普段はクールでロイヤルな女が、珍しく感情的になっていた。「私がエースなんで。ジュリアの分まで私が輝いて発信していけばいいし、高橋奈七永がいないなら、その分、私が選手全員にプロレスを叩き込めばいい話なんで」と吐き捨てる。
原因は元WWEのSareee(28)だ。同団体は20日の旗揚げ戦を成功させ好スタートを切ったが、翌日に中心選手のジュリアが右橈骨遠位端(みぎとうこつえんいたん)骨折と診断され当面の間欠場に。さらに高橋奈七永が新型コロナウイルス陽性判定を受け、26日の新木場大会を欠場した。いきなり迎えた団体のピンチに、外敵のSareeeが「私がエースになってやるよ!」と名乗りを上げたからだ。
記念すべき旗揚げ戦でSareee、〝大怪獣〟ボジラ組に敗れて屈辱を味わわされただけに、ただでさえ詩美は気が立っている。「大体さ、Sareeeは海外に行ったり、長いキャリアのあるすごい人だっていうのはわかりますけど…」と切り出すや「WWEで天下を取り損ねた女にマリーゴールドのエースを任せられるわけねえだろ! コラアッ!」と怒号を上げた。
ここまで怒りをあらわにするのは別の理由もある。新団体設立時からファンの間で「マリーゴールドはジュリアの団体」とささやかれていたことだ。ジュリアと詩美はスターダム時代、団体最高峰ワールド王座の戴冠歴&「プロレス大賞」女子プロレス大賞の受賞歴がある。
同じく団体を引っ張ってきた自負があるだけに「ジュリアがやってきたことは私もやってきたし、シングルで私に勝ってないのに『ジュリアがエース』と決めるには早すぎるだろ!」と指摘した。
新団体のエースを証明するためにも、新設される赤いベルトことマリーゴールド・ワールド王座獲得は責務だ。「新団体最高峰王座の初代王者って団体の歴史をつくる第一人者になること。『マリーゴールドは林下詩美がいたから大きくなった』ってファンの人に思ってもらうためにも、私があのベルトを巻いてエースとしての実力を見せつけていきたい」
26日の新木場昼夜興行では昼の部でボジラと激闘を繰り広げ、夜の部では天麗皇希との初タッグで圧勝した。女子プロ界の逸材が絶対的エースの座を射止める。













