新日本プロレスのKOPW保持者・上村優也(29)が、「ALL TOGETHER(AT)」(6日、日本武道館)のメインイベント出場者全方位へ宣戦布告した。

 日本プロレスリング連盟発足記念大会となる今大会には新日本、ノア、DDT、大日本プロレス、ドラゴンゲート、スターダムの6団体が参加。上村はメインイベントで竹下幸之介(DDT)、シュン・スカイウォーカー(ドラゴンゲート)と組み、海野翔太(新日本)、清宮海斗(ノア)、上野勇希(DDT)組と対戦する。各団体の未来を担う新世代トップランナーの集結に「最初カード見た時はワクワクしましたね。シュンさんと竹下さんは米国(武者修行時代に)で接点があったので、本当は戦いたかったですけど楽しみです。あの2人はキャラもそうですし、プロレスも強いと思うので。食われないように僕は僕の道を行く、自分の色を出せればと思ってます」と目を輝かせた。

 対戦相手の海野&清宮&上野は大会前から対談や決起集会の様子を公開するなど、チームワークの良さをアピールしている。しかし上村は「内容は見てないですけど、あんまり僕は仲良しな感じじゃなくて、パートナーも含め全員にかみ付きたいですね」とキッパリ。チャリティー興行ならではの大会名「みんなで一緒に」という趣旨と真逆のスタンスを示す。

 どこまでも我が道を行く上村は「プロレスは戦いですからね、そもそも。そこを忘れちゃってる部分もあるのかな。そういうのもあって『強い新日本プロレスをつくりたい』と言っている部分もあって。それが全てとは言わないですけど、新日本の歴史や伝統はブレないでいたいですね」と決意表明だ。

 対戦相手3人がモデルとなった大会ビジュアルに対しても「パッと見て、これがプロレスのポスターなのかって。チャラいですね。そこまでの興味があるわけではないし、彼らがそれでいいならいいんですけど、次のAT(6月15日、札幌)ではこの価値観はひっくり返したいですね」と対抗心を燃やした。

 新日本のタイトルホルダーとしても、他の5人に負けるわけにはいかない。「KOPW保持者として負けられないし、清宮さんのプロレスとかも面白いと思うので、結構理想のプロレスができるんじゃないかなと。KOPWに箔(はく)をつけるためには、ゆくゆくはこのメンバーで(争奪戦を)戦っていっても面白いんじゃないかとも思ってます」と全方位に牙をむくヒートストームが、武道館のメインを熱くする。