中日が5日の広島戦(マツダ)に1―0で競り勝ち、勝率5割復帰。先発・柳裕也投手(29)は7回5安打無失点の好投で、今季初勝利を挙げた。

 試合は柳と広島先発・九里の息づまる投手戦で7回まで0―0。8回、先頭の中田が左翼線二塁打で出塁すると、立浪監督は代走・田中をコールした。続く細川が右前打を放つと、右翼・田村がファンブル。これを見た田中が一気にホームを駆け抜け、これが決勝点となった。

 ヒーローの柳は「1点勝負になると思ったので、とにかく投げ負けないという気持ちでした。(捕手の)加藤さんがすごくいいリードをしてくれました。(相手もエースが登板する金曜日の先発について)今日みたいな試合展開が多くなってくると思いますし、その中で勝っていくというのがそういう場所で投げる使命だと思っている。そういう意味ではいい仕事ができました」と充実の表情。

 接戦を制したことに立浪監督も「こういうゲームを勝っていったら、選手の力になっていくと思う」と確かな手応えを感じていた。